大鹿村騒動記 [映画]
もうかれこれ1ヶ月以上も前の事ですが、観てきました。
原田芳雄さんのファンですし、キャストも豪華だ、楽しみ・・・
そう思っていた矢先の、原田さんの訃報(完成試写会でのご様子はショックでしたね)
そして、田舎の哀しさよ・・封切ったけれど地元上映無し(涙)
・・と、映画の評判が良かったおかげか、2週間限定での上映が決定。
リフォームは一休みして、ベアさんと行ってきましたよ。
ドラマ出演をきっかけに大鹿歌舞伎の存在を知り、地元の役者衆と観客とが一緒になって楽しむ「芸能本来の力」に心奪われた原田芳雄が、自ら原案を示した「役者人背の集大成」といえる作品です。
公式サイト http://ohshika-movie.com/index.html
映画『大鹿村騒動記』予告編
江戸から数えて300余年。南アルプスの懐に抱かれた大鹿村では、途絶えることなく「村歌舞伎」の伝統が続いてきた。そこで主役を張ってきたのが、初老の食堂店主・風祭善だ。サングラスにテンガロンハットの無骨な男だが、いざ舞台に立てば観客の視線を一身に集める花形役者。しかし私生活では女房に逃げられ、18年間ひとり暮らしをしている。そんなある日、公演を5日後に控えた村に、駆け落ちした妻の貴子と幼なじみの治が帰ってきた。聞けば彼女は脳を患い、善の顔も忘れてしまったという。わずかに覚えているのは、かつて夫相手に舞台で演じた台詞のみ。折しもリニア新幹線の誘致をめぐって仲間が対立し、暴風雨まで接近するなか、善の心は千々に乱れてしまう。「これじゃ歌舞伎なんてやれねえ!」。 天災の年にも戦争の季節にもやめなかった村芝居。さて、その幕は、無事開くや否や──? (公式サイトより)
「田んぼ耕して、野菜作って、鹿撃って で、歌舞伎やってきたんだ 何もないっていったって、この村には歌舞伎があるんだよ」
原田さん演じる善さんが、とにかく無骨でぶっきらぼうで、屈託を抱えていて、でも人好きのする・・そんな愛すべきキャラクターで、やることなすことクスッと笑ってしまう。
営む食堂が「ディアイーター」っていう名前なのも可笑しい。
彼を捨てて駆け落ちした妻を演じる大楠道代は、病気ゆえの狂気や少女のような天真爛漫さ、ふと正気に返った時の身の置き所の無さを渾身の演技で見せてくれる。
そして、親友の妻と駆け落ちしたあげく、病気で正気を失った彼女をもてあまし、「返しに」戻ってくる身勝手男を、岸部一徳があのつかみどころのない感じで(笑)飄飄と・・
この3人の関係だけでもしっかり面白いのだが、三国連太郎、佐藤浩市、松たか子、石橋蓮司、小倉一郎、小野武彦、瑛太、・・あと、でんでんwと、冨浦智嗣(花より男子の声が高い男の子)・・・そうそうたる脇役陣が、出しゃばることなく絶妙に絡んで、「山の小さな集落の閉鎖的な人間関係」をうまいこと再現していて、滑稽でホロ苦く、何よりも人間味あふれる群像劇となっていました。
もう、ね、実家からもうちょっと山のほうに入った集落とそっくりなんです。
曲がりくねった細い山道の「あーー!対向車来ないでお願い!!」な感じとか。隣近所が各家庭のこと把握しきっているところとか(笑)
リニアモーターカーの誘致に賛成反対で村が割れたり、台風の土砂崩れで花形女形(なんと佐藤浩市ww)が怪我をしたり・・歌舞伎の開催が危ぶまれる中、意外な救世主が!
駆け落ちした挙句、今や夫のことも思い出せなくなって舞い戻ってきた妻(大楠さん)が、歌舞伎の台詞を完璧に覚えていた!夫(原田さん)と共演し出会うきっかけとなった演目の台詞を・・
実に十数年ぶりの共演を村の人々は温かく見守り、駆け落ち相手(一徳w)が黒子を務め、歌舞伎は大成功をおさめる。
祭りの高揚感と、終わった後の寂寥感に包まれる中、物語は大団円をむかえ・・・ない。
最後の最後に、とほほほ・・・な結末が待っている。
ラスト、画面いっぱいに大写しになった原田さんの表情がたまらない。
諦め、落胆、やるせなさ・・かといって悲壮な感じではなく、飄々とすべて受け入れるような。ユーモラスでさえあって、あの複雑な表情はよかったなぁ・・
面白うて、やがて哀しき・・そんな作品でした。
派手さはないものの、愛すべき大人のための喜劇。
もう上映館はないのかしら、早く記事を書けばよかった。
DVDになったら、もう一度観たいと思います。
エンドロールで流れた曲が泣けた
悲喜こもごもの結末を温かく包み込みます。
追記
注意事項。
一徳の上下ラクダ下着姿とか、
一徳のすっかりたるんだ上半身裸とか、
一徳の裸のおしりのアップとか、
ちょっとお見苦しいシーンが数箇所ありますので(笑)
とかいって、嫌いじゃないのだ^^
画面のどこかに居るだけでかもし出す怪しい匂いとかw
ベース上手いしね!なんたって「サリー」だもんねっ!
ミツバチの羽音と地球の回転 [映画]
「ミツバチの羽音と地球の回転」の自主上映会に行ってきました。
以前dukeさんが呟いておられて、これは是非観たいな・・と思っていました。
でも、どうせこんな田舎、上映は無いのだろうな・・と。
地元の映画鑑賞会による1日だけの上映会が、大好きな高田世界館で行われると知り、
この機会は逃せません、観てきましたよ。
とても良質な、ドキュメンタリー映画でした。
公式HP http://888earth.net/index.html
漁業と農業で細々成り立っている、高齢化過疎化の島「祝島」
瀬戸内の穏やかな環境の中で、人々は自給自足の生活をおくっていました。
一度は島外で就職し、その後島へ戻り、結婚し、親になった若い世代も・・・
つつましく平和な生活にある日大きな変化が押し寄せます。
中国電力による新たな原発の建設が計画されたのです。
島から見える距離に建設される原発、漁場となる海の埋め立て・・
島民にとっては、まさに死活問題です。
ここから、20数年の長きにわたる、島民と関電(政府)との闘いが始まるのです。
原発を題材にしつつも、決して堅苦しく暗い内容ではありません。
不幸にも今、原子力の脅威に晒される事となった日本人は、みんな観た方がいい。
原発反対!と叫ぶ人が居ると、
必ず「じゃあ、電気が無くなったら生活はどうなるの?」という意見がつきまといます。
どうにもならないの・・・?
そんなことは、きっと無いと思います。
この映画のキーワードの一つが「持続可能」です。
私たちの生活を「持続可能」にするためのヒントが、この映画にはありました。
それは、日本の技術者が本気を出せば近い将来実現すると思います。
悲観ばかりしてはいられないのです。
立ちはだかる「障害」が無くなれば、の話ですがね。
奇しくも上映の日は、6月11日、震災から3ヶ月目。
そして、この作品の監督、鎌仲ひとみさんのバースデイでした。
上映後にトークイベントもあったのですが、所用があり参加できず・・・
この作品は、これからも各地で上映が予定されています。
興味がある方は、ご覧になったほうがいいですよ! → 上映予定
記念に缶バッジを^^
小さいミツバチの羽音が、集まれば大きな音になるように、
羽根が起こす風は微かでも、集まれば何か変わるかもしれない。
それぞれ、何が出来るか、考えてみませんか。
「ソーシャル・ネットワーク」 [映画]
「ソーシャルネットワーク」観たのに・・
記事も下書きしてあるのに・・・
何故か、ずっとアップしないまま今日まで来ました^^;
今日アカデミー賞の授賞式なのね?!(笑)
発表前に記事あげようw
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封切直後に観てまいりました。(随分日が経ってしまいました^^;)
スピード感があって見応えありましたよ。
すごく感動した!とか、何かを得た!とかは残念ながらありませんでしたが。
デヴィッド・フィンチャー監督作品。
彼の作品は、振り返ると結構数多く観ていますね・・
最近では「ベンジャミンバトン数奇な人生」
マシンガンのような膨大な台詞をまとめた脚本はアーロン・ソーキン。
「ソーシャル・ネットワーク」のレビューをいくつか読むと・・・
「今年一番のサクセス・ストーリー!」
「フェイスブックの素晴らしさが伝わった!」
「天才の葛藤に共感した!」
そんな賞賛が書かれていますが、
ワタシ個人的には、まったくそうは思いませんでした。
どうも、どれも的外れに感じてしまうのです。
(映画の感じ方なんて人それぞれですがね)
この映画は、断じてサクセス・ストーリーじゃない。
作品のモデルになったご本人がどうなのかは分かりませんが、
この映画の中の「彼」は、単に成功者としての美酒に酔っているようには見えないから。
登場人物に、一人も共感できる人物が居ないし(笑)
ドラマティックな出来事があるわけでもないですし。
もうご存知かとは思いますが、ざっくりとこんな内容↓
世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。そのサービスは瞬く間に他校でも評判となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げるが……。
上映中なので、細かい内容は差し控えますが、
膨大な台詞と、めまぐるしい場面転換による、非常にスピード感溢れる作品。
「フェイスブック」が立ち上げられた2003年と、
主人公マーク・ザッカーバーグが訴訟を起こされた2010年の時間軸が絡み合う。
マークが抱えることになった2件の訴訟・・・
マークに「アイディアを盗用された」ウィンクルボス兄弟、
マークに「裏切られた」元親友にして創業時の共同経営者エドゥアルド、
そして、マークが、宣誓供述の場で語る、三者三様の視点と立場での「事実」。
そこに、フェイスブック躍進の立役者であるショーン・パーカーの功罪と、
結果として、堕落して一線からドロップアウトしていく様が平行して描かれる。
そこには「誰が悪人か」は描かれてはおらず、淡々と「事実」が掘り起こされていく。
だから、この映画は観る人によって感想が違うのだろうな・・と思いました。
登場人物の誰に共感できるか・・とうことでしょうかね。
マークの弁護団の女性弁護士が言う、「あなたは悪人じゃないわ」
どの登場人物も、「悪人」ではない。(嫌なヤツだけどw)
誰にも明確な「悪意」はなかった。
ただ、一人はあまりに「大人になりきれない」
一人は「愚直すぎて状況の変化を見逃した」
一人は「虚栄心が強く、過去の自分の敗北感を他人の力で埋めようとした」
一人は(二人?)「挫折知らずに生きてきて、思い通りにならないものを許せない」
どの人物も、「嫌なヤツ」なのです。身も蓋も無いけれど(笑)
この映画で面白かった点は・・・
今、ITベンチャー乱立の時代でしょう?成功するしないは別として。
成功して、facebookみたいに異常な速さで拡がっていくものもある。
これからも出てくるかもしれない。(きっと出てくるだろう)
それが、どんな風に始まって、創始者の予想以上のスピードで拡大していくか・・
そのプロセスを傍で見ているように、擬似体験できるのです。
まるでPCのモニターをうしろから覗き込むように。
その熱を帯びたような臨場感とスピード感は、見ものですよ。
マーク・ザッカーバーグが成功したきっかけは、元を辿れば負の感情。
すごくざっくり言えば、ガールフレンドにふられたこと。
腹いせに始めた「フェイスマッシュ」と、
その失敗をきっかけに、「フェイスブック」を立ち上げ、億万長者になる。
その結果、友人を失い、訴えられることになるのだが・・・
彼は幸せなのだろうか?億万長者になりたかったのだろうか?
フェイスブックの「友達」って、なんだろう?
ラスト、マークの人間的な面と、わずかな成長が垣間見られる。
和解を受け入れ、高額な和解金の支払いを決める。
「裏切り者」として追放したエドゥアルド、彼の株式保有分を回復する。
全てが終わって弁護士事務所で一人PCと向かい合う彼は、クリックする。
ただ一人の人と繋がりたくて。
5億人のユーザーを抱えるフェイスブックの創始者、マーク。
彼が本当に求めた相手とは、フェイスブックでは繋がることはできなかった。
それでも彼はクリックする、繋がりたくて。
子供のまま「成功者」になり、億万長者になった彼の孤独、寂寥感。
すこし心が動いた。
さてさて・・・
作品賞、獲れるかな?
ヒア アフター HEREAFTER [映画]
「ヒア アフター」観てきました。
とても好きな俳優であるマット・デイモンが主演。
クリント・イーストウッドが監督・製作・音楽(彼が手がける音楽はいつも素晴らしい)
スピルバーグが製作総指揮です。
何度も見た予告編の印象では、「死後の世界、少しオカルト?」な印象でした・・・
が、実際は、「生きていくために死を見つめる、知ろうとする」
悲しみの向こう側に、ほのかな明かりが見える、暖かな作品でした。
とてもよかった。
http://wwws.warnerbros.co.jp/hereafter/index.html#/home
パリ
ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、恋人と休暇で訪れていた東南アジアで、津波に遭遇。波に飲まれて生死の境を彷徨ったものの、何とか一命を取り留める。
だが、帰国後も、呼吸が停止した時に見た不思議なビジョンを忘れることができず、仕事が手につかなくなってしまう。
しばらく休暇を取ることになったマリーは、自分が見たビジョンが何だったのかを突き止めようと、調査を開始する……。
サンフランシスコ
かつて霊能者として活躍したものの、死者との対話に疲れきったジョージ(マット・デイモン)。
普通の生活を切望しつつも、能力が元で大切な人との関係を築けない・・その繰り返しの果てに彼は、今の生活から逃げるように旅立つ。
ロンドン
母親(アル中で薬物中毒)と、双子の兄と一緒に暮らすマーカスは、突然の交通事故で兄を亡くす。
母と別れ、里親に預けられ孤独感を深くするマーカスは、もう一度兄と話したいと霊能者を訪ね歩くものの、本物の霊能力者には出会えない。だがある日、彼は、ジョージの古いウェブサイトに行き当たる……。
離れた3都市で、それぞれ「死」に囚われ、悲しみと向き合い生きる3人。
その人生が、偶然に導かれるように、ロンドンで交錯する。
そして訪れる、予想外であたたかな結末。
クリント・イーストウッドの監督作品の多くに共通して言える事は、
見終わったあとに「余韻」がつよく残る・・ということではないでしょうか。
それは、やりきれないような、物悲しいような、決してハッピーではないものが多く・・
だから、この映画も半ば覚悟して観たのです。
さぞかし切ない思いをするのだろうな・・と。「死」が題材の作品ですからね。
「HEREAFTER」を訳すと、「来世」と「今後」という2つの意味があるそうで。
イーストウッドはこの映画で「死後の世界」「死者の世界」でなく、
主人公たちの(希望に満ちた)「未来」を描きたかったのだろうか。
あのあたたかな「余韻」は、そのせいなのかな、と思いました。
ラストが駆け足気味で、無理やりまとめたな・・という感も否めないのですが・・
そこに至る3人3様の人生には、人知を超えた出来事が起こっていて、
だからこそ、最後に起こる偶然の出会いにも納得がいったな・・と思うのです。
イーストウッドによる音楽も、穏やかで優しく悲しく、とても合っていました。
マット・デイモンの抑制が効いた演技も(まるで演技で無いような)良かった。
背中を丸めて一人で食事をするシーンなんて、ほんとに寂しげでたまらない。
背中からきゅって抱きしめたくなります(笑)
好きなんだよなー、ちょっとゴリラっぽいとこも含めて。
セシル・ドゥ・フランスも良く知らなかったのですが、素敵な女優さんでした。
彼女のおかげで、ハリウッド映画っぽさが無かったのかもしれません。
舞台の半分がヨーロッパだったせいかな、映像全体がシックな印象で、
色彩や衣装も抑えた色みで、とても好みでした。
いい作品でしたよ。
少年メリケンサック 面白かったー♪ [映画]
ニューヨークマラソ~ン♪
(笑)
マジックアワーと、DMC 以来、映画館で久々に声出して笑ってきました^^
個人的には、同世代以上の年齢の方におススメします(笑)
実はラフィンノーズとかスターリンとか好きだった過去を持つワタクシ、遠藤ミチロウ 出てるし!
かーなーり楽しんできました!!!
ほい!詳しくは公式へ!!重いよ~(笑) ↓
まぁ、こんな感じっす
どんどん上手くなる演奏に注目っす(笑)
さくらららも入ってるし
面白いんだけど、哀愁もタップリ(笑)
佐藤浩市のお腹周りの感じとか・・・
木村祐一の普段着とか(それをいうなら、ヤングさんのほうが笑えるかww)
宮崎あおいは、目が据わった時の感じがとてもよろしい、面白い、名女優だね。
キャストもそれぞれ全部よかったし、満足です。
バンドの再結成について、結構深いセリフがあってね・・・
うん、いろいろ考えたりもしました。
パンクのリズム隊の感じって、結構好きなんだよね。
デデデデデデって、一本調子のベースとか、ぶったたくドラムとか。
気分があがったっす(笑)血ぃさわいだっす(爆)
エンドロールも笑ったわぁ、「歌:ねらわれた学園」で吹き出したっす
20世紀少年 第二章「最後の希望」 [映画]
先日、定休の火曜日に観てきました。
第一章が面白くて、最初から三部作と分かっているから、観ない訳にいきません(笑)
でさ・・・11:30からって中途半端だよねぇ^^;
あごすけでラーメン食べられないぢゃぁないかー!!
仕方が無いから、銀だこでたこ焼き食べて、いざ!映画館へ!!
説明めんどくさいんで(笑)詳細はこちら → 公式サイト
なんだか、第一章よりも世界は暗く混乱し、「ともだち」は世界的にも地位を高めている。
まぁ平たく言うと、第三章へ向けての伏線貼りと人物紹介と、新たなる混乱の予感と。
で、最後どうなるの?!っていう期待のための、壮大な予告編?(笑)
面白いとか面白くないとか、そういう問題じゃないのだ。
って感じ。
カンナ役の平愛梨ちゃんが、可愛かった。
オッチョ役の豊川悦司がかっこよかった(が、思ったほどの活躍せず^^;)
ブリトニーかわいそう。
小池栄子すごすぎる怪演(笑)
小泉響子良い味(笑)
という断片的な感想を残す、迷惑なヤツ。
追記
余りにも適当なワタシの記事・・・(笑)
duke さんの記事をお読みください、簡潔にして的確 → コチラ
映画まみれなコカン・・あ、予感(笑) [映画]
シモネタじゃないのよ、ロックスターがそう歌ってるのっ!
それはさておき・・・
いっちゃんと「WALL・E/ウォーリー」を観て来ました。
いつもスカスカな映画館も、今日は人でいっぱい!8割方うまっていました。
ディズニーの映画らしくハートウォーミングな感じで、CGも細やかでさすがですね。
ロボットなのに可愛いウォーリー♪
旧式お掃除ロボットのウォーリーと、最新型美形ロボット「イヴ」の恋もほほえましい。
希望が持てるラストも、ほのぼのしていて、いい作品でしたよ。
で・・・本題ですが、買って来ました
前後編セットだとお得な前売り券
我が家は、夫婦で観たい映画があると定休の火曜に行く事になります。
火曜はメンズデーで殿がたは¥1000、ワタシは前売り券。
今回のお目当て、ベニチオ・デル・トロがチェ・ゲバラを演じます↓クリックでHP へ!
『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』(オリジナルは、4時間28分の1本の映画)
日本では前後編として分けての上映です。
デル・トロは、今回の役づくりのために体重を25キロも減量したそうで、
髪の毛も伸ばし、写真のチェ・ゲバラ本人と見間違うほどそっくりのルックス。
もともと全く知らなかったチェ・ゲバラの思考、そして生きざまを理解しようと、
監督のスティーヴン・ソダーバーグとともに7年間にわたって
チェ・ゲバラについてさまざまな文献を読み、映像を見て、
「どちらかの側に立っていて、何か話をしてくれる人がいれば、だいたいどこへでも行って」
研究し尽くしてきたとのこと。
ベニチオ・デル・トロ、好きなんです。
楽しみだな・・・
以前観て、すごく良かった
若き医学生のエルネスト(チェ・ゲバラ、ニックネームなのだよ)が、
友人と1台のバイクで南米を縦断した日々をつづる、
彼自身の日記を映画化した、ロードムービー。
この旅でのさまざまな出会いが、彼のその後の人生を変えていく。
すごく瑞々しくて、いい作品です。
ロバート・レッドフォードが、製作総指揮です。
その原作
少し前に、チェ・ゲバラのブームがありましたね。
その時色々なDVDや本が出ましたが、玉石混交な感じでした。
今回の映画は、本当に期待しているのです。
おくりびと [映画]
「おくりびと」やっと観に行くことができました。
本木雅弘が発案し、あたためられてきたというこの映画。
予想以上にすばらしかったです。
今までに見送った人を思いながら、
また、自分はどんな最期なんだろう・・などと思いながら観て・・
悲しみではなく、暖かい涙が自然に溢れる・・素敵な経験でした。
モックンの美しい佇まいや所作も、目がはなせなかった。
山崎努は素晴らしかった、としか言いようがない。
もっと重い映画だと思っていたのに、くすっと笑ったり暖かい気持ちになれた。
本当に観てよかったです。
今回は一人でいったんですが、家族に会いたくなりましたよ(笑)
前日に一人でいったオットと、話しがしたくなりました。
「ケンタッキー食べたくなるな」って言ってました(同感)
あ、ちゃんとした感想も話しましたよー(笑)
タグ:映画
20世紀少年~とうとう観てきました! [映画]
とうとう観に行ってきました「20世紀少年」火曜は定休日だったもので。
予告編を見たオットが、なんだかとても乗り気だったのです。
コミックは読んでいないので、先入観なしでみました。面白かった。
しかし、なんて豪華なんでしょうねキャスト。
ストーリー、キャストはコチラ→http://www.20thboys.com/index.html
主人公達はちょうどオットと同世代。
当時の町並みや看板、時事や世相が再現されており、ノスタルジックです。
原作だともっと人間関係は複雑そうですね。読みたくなっちゃった。
当初から3部作と決まっているらしく、「次回に続く」っていうラスト。
「もう、観るしかないよねー」とまんまとはまる夫婦(笑)2作めは1月公開のようです。
車でのBGMは当然これ!
20th Century Boy: Ultimate Coll (Dig)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Hip-O Records
- 発売日: 2002/08/20
- メディア: CD
大好き、イントロのギターがたまらん
go to DMC [映画]
先日のかわいいポニョから一変、「デトロイト・メタル・シティ」を観て来たんデスメタル!
コミックで「ぅあ゛~~」「ゴゴゴゴ」「ズンズンズン」なライブシーンがものの見事に再現されていたり、
松山ケンイチが、根岸君の時すっごくキモチ悪かったり・・・クネクネしてて。
前評判を裏切らない面白さでした! いや~爽快だなぁ。
普段聴かないメタルが妙にキモチよくって、なんだか目覚めてしまいそう・・・
コミックが面白いとの評判を雑誌で知り、BOOK OFF で立ち読みしたのが去年の事、
面白い!!っていうか、こんな悪い言葉満載で小気味いいなぁーと、読みふけってしまった。
興味がある方は、是非(笑)
デトロイト・メタル・シティ 1 (1) (ジェッツコミックス)
- 作者: 若杉 公徳
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/05/29
- メディア: コミック
観に行く前日にチェックした、面白かった
SWITCH vol.26 No.9(スイッチ2008年9月号)特集:松山ケンイチ[動くマンガ2008]
- 作者: 新井敏記
- 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング
- 発売日: 2008/08/20
- メディア: 大型本
こんなストーリーです、念のため
心優しき青年・根岸崇一は、オシャレな渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て大分の田舎町から上京。
「そのキッスの味はきっとラズベリ~♪さっき食べたケーキの仕業さ~」
渾身の甘いポップソング「ラズベリーキッス」でデビューを目指すが、ふとしたことから奇抜なメイクと演奏で人気を博す悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目になってしまう。オシャレとポップソングが大好きな憧れの美女・相川さんにはそのことをひた隠して活動を続ける根岸青年だったが、DMCのデビューシングル「ラズベリーキッス」・・・もとい「SATSUGAI(殺害)」が爆発的なヒットとなり、その意思とは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマとなっていく。
「俺は地獄のテロリスト!!殺せ殺せすべてを殺せ!!!!!」
SATSUGAIの爆発的人気とともに、インディーズバンド戦国時代が日本各地で勃発。
DMCはライバルのデスメタルバンドやパンクバンド、HIPHOP界のカリスマなどを次々と討ち果たし、レジェンドを重ねスターダムにのしあがっていってしまう。
「ボクがしたかったのは・・・こんなバンドじゃない!!」
そんな状況に苦悩する根岸。DMCの活動の合間に、オシャレミュージシャンとして路上ライブをする日々だが、一向に芽が出ない。そして憧れの相川さんにクラウザーとしての正体を隠そうとする日々にほころびが生じはじめる。
そんななか、アメリカ・ニューヨークから、凶暴極まりない世界的デスメタルのカリスマ、ジャック・イル・ダークが音楽界からの引退を発表し、その引退を前に世界中のメタルバンドと戦うワールドツアーを敢行するというニュースが入ってくる。
そして、日本での対バン相手にDMCが正式指名されることに・・・。
盛り上がる世間とは裏腹に根岸の苦悩はますます深まっていくが、対決の日は刻一刻と迫ってきて・・・。
こちらよりいただいてまいりました
はっきり言って、「ヨハネ・クラウザーII世」は松山ケンイチでなくても出来ると思うんです。
何かが憑依したような切れっぷりは見事だけれど。
デスメイクをした「ヨハネ・クラウザーII世」が、根岸君として悩んで身悶えするのが、
あの出で立ちでクネクネするのが最高に可笑しいし、作り込んでるなと。
そこが松山ケンイチのすごいところではないかと・・・