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ぽにょってきた [映画]


とうとうぽにょってきましたよ。「崖の上のポニョ」観て来ました。

可愛かった~、ポニョも宗介くんも!

愛と生命力とわがままにあふれた作品でした。

最近のフルCGアニメって、あまり好きになれなくって・・・

でもジブリ作品は、CGにも人の手の暖かさが残っていて大好きなんですが、

今回は、今どきすべて手書きという、ある意味すごく愚直な手法で生み出された作品。





それぞれ感じ方もあるし、ネタばれは嫌でしょ?(笑)

無粋なんで、ワタシの感想なんて書きません。

ただ、パンフレットの宮崎監督の言葉がすべてだと思いますので、読んでみて。



   ~監督企画意図~

   海辺の小さな町

  海に棲むさかなの子ポニョが、 
  人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。
  同時に、5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある。
  アンデルセンの「人魚姫」を今日の日本に舞台を移し、
  キリスト教色を払拭して、幼い子供達の愛と冒険を描く。
  海辺の小さな町と崖の上の一軒家。
  少ない登場人物。
  いきもののような海。
  魔法が平然と姿を現す世界。
  誰もが意識下深くに持つ内なる海と、
  波立つ外なる海洋が通じあう。
  そのために、空間をデフォルメし、絵柄を大胆にデフォルメして、
  海を背景ではなく主要な登場人物としてアニメートする。
  少年と少女、愛と責任、海と生命、
  これ等初源に属するものをためらわずに描いて、
  神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。


     宮崎 駿



これがすべてですね。

「ありえない」とか「あのあとどうなっちゃうの?」とか思わない方がいい。

我が家の娘(小3)は、普段やたら「何で?何で?」言う方なんですが、

今日は「可愛かった~楽しかった!」

うんうん、いいぞ、素直におおらかに楽しんでくれたようです。

個人的には、古代生物や恐竜大好きなんで、そんな面でも楽しかったです。



で、話題のあのキャラですが・・・


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行ってきました! インディ・ジョーンズ [映画]

 観に行ってきましたよ!
 「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」
 
 近頃、ハリウッド大作よりも邦画に魅力を感じることが多いんですが、「インディ・ジョーンズ」と「スター・ウォーズ」だけはおさえておかないと。なにしろ、ハリソン・フォードが好きなものですから。あの、口角を片方だけキュッと上げる笑顔がたまりません。ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲だけでもう心が踊ります!

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 公式サイトはこちら http://www.indianajones.jp/top.html

 ↑コレ見てもらえば、なんにも言うことはないんですけどぉ(笑)


 そんなこと言ったら元も子もないので・・・
 面白かったです!特に過去の3作(特に1作目、「レイダース 失われたアーク」)をご覧になって好きな方には、たまんないと思います。思わずニヤリとする場面が満載です。ルーカスとスピルバーグの作品を数多く観ている人が、より楽しめるかもしれないですね。あちこちにちりばめられていますから・・・
 まあ、「このシーンに、こんなに時間割くか?」という場面も無いわけではないですが、そんなの気にならないくらいあっという間の2時間10分でした。ハリウッド大作にありがちな、つっこみどころだって一杯ですが、そんなこと気にしてたら面白くないぞっ(笑)がーっとテンション上げて楽しんだ者勝ちですよ!

 ハリソン・フォードは、格好良く年齢を重ねましたね。皺ですら素敵だ[ハートたち(複数ハート)]どっかでミャンマー軍グチャグチャにしているヒトとは違います(笑) あの、ボコボコにされた挙句にやっと勝つアクションも健在です。凄い65歳だなぁ・・(劇中、あんた80歳か?とか言われてましたが)
 敵役のケイト・ブランシェットもさすがです。毎回作品を観るたびに、その役になりきりっぷりに驚かされるのですが、今回はソビエトの女将校役。ロシア語(多分発音完璧、わかんないけど[わーい(嬉しい顔)])とロシア訛りの英語と、冷酷を絵に描いたような眼差しは、お見事でした。
 そして、「あの彼女」も可愛らしく歳をとっていました。
 
 ストーリーは・・無粋だからやめときます。

おせっかいかもしれませんが・・・


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ぐるりのこと。 [映画]


また、観たい映画があるんです!が、地元での上映はありません。(泣)

リリーフランキーと木村多江主演の「ぐるりのこと。」

 公式サイトはこちら http://www.gururinokoto.jp/

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リリーフランキー、好きなんですよ。あの脱力した話し方も風貌も。
フジテレビの「水10ココリコミラクルタイプ」に出演していた時も、ポツリと呟くちょっと変態なコメントが、なんともいえずよくてね。
そのくせ、目がとても優しい。
多才な人ですよね、イラスト、小説、音楽活動、とうとう俳優業に進出とは。
でも、きっと本業の俳優では出せないような雰囲気を、力の抜けた演技でさらっと出してしまうんだろうな・・・今回は画家(法廷画家、裁判の様子を再現した絵が、ニュースなどにでますよね)の役ですから、当然絵を描くシーンも出てくるわけで。
予告編をチラッと見たんですが、真剣に法廷画を描いているお仕事モードのリリーさんが、とても素敵なんです。

木村多江も、好きな女優の一人です。何故か殺されてしまう役が多いんですよ。
最近では、篠原涼子主演の「アンフェア」や、「大奥」などのドラマに出ていました。
ご本人はとてもサバサバした明るい性格のようなんですが、演じる役は少し不幸で裏がある感じが多いんですよね。「リング」の貞子役までやっていますね。
ちょっと面長な寂しげな顔立ちのせいなのかなぁ?でも上品で凛としていて、笑うとふんわりキレイで好きです。

この二人が演じる夫婦は、ある悲しい出来事をきっかけに妻が精神のバランスを崩し、壊れてしまいそうになります。
そこから再生していく何年間かの物語だそうです。きっと、リリーさんが飄々とした暖かい雰囲気で夫役を演じるんだろうなぁ・・・
 

 見たいなぁ・・「ぐるりのこと。」と「アフタースクール」のために、遠出する・・・か?





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ザ・マジックアワー [映画]

 昨日は定休日だったんで、観にいってきました。

  公式サイトはこちら↓
  http://www.magic-hour.jp/index2.html
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 高校生だった20年近く前からの、筋金入りの佐藤浩市ファンなのです。最近は物腰も柔らかくなり、三谷作品に出始めてからコメディも飄々とこなす姿に、ますます大人の男の色気と可愛げが(←ここ重要!)にじみ出てたまりません。
 個人的には、伊吹吾朗(格さん)が出演しているのも見逃せません、時代劇フリークなもんで。

 売れない三流俳優役でも、かっこいい・・
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 去年の「有頂天ホテル」も面白かったんですが、軽ーく超えちゃいましたね。
 「有頂天ホテル」は、それぞれの客室やホテルのあちこちで起こる事件が、それぞれに進行しながらだんだんリンクしあっていく、オムニバスっぽいストーリー展開でした。だから盛りだくさんで楽しいし、強烈キャラ満載で細かく細かく笑いを取っていくコメディだったと思います。
 それだけに、多少散漫になってしまうシーンもあったし、詰め込みすぎかも?と思う部分もありました。群像劇なんだから仕方ないと思うし、十分面白くて大満足だったんですけど。
 「ザ・マジックアワー」は、たった一つの結末に向かって、物凄く緻密に練られた脚本なんだろうな・・・と思います。
 三谷監督が、アドリブ大好きな西田敏行に「アドリブ禁止令」を出したそうですが、本当に誰かがワンテンポずらすとかみ合わなくなって、面白くなくなっちゃうんじゃないかと思うほど、上手くできた話でした。(内容は、馬鹿馬鹿しくて荒唐無稽なんだけどね)

この先ネタバレ


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素敵なKiss [映画]

5月に観た映画ということで「マイブルーベリーナイツ」
ノラジョーンズが好きで、ロードムービーが好き。
ウォンカーウァイ監督ときたら、もう観ないわけにはいきません。
ポスターの色調も、すごくお洒落で惹かれます。


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  あらすじが知りたい方はこちらへ。
  オフィシャルサイト http://www.blueberry-movie.com/


意外な展開は、全くありません。王道のラヴストーリー。
この映画のおかげで「いい男過ぎて好きじゃなかった」ジュード・ロウに惚れちゃいました。
無精ひげにぼさぼさ髪が、甘ったるい美形をいい感じにドレスダウン。
カフェのオーナーという役も、男のひとが料理したり、コーヒー淹れてくれたりする姿にめっぽう弱いワタシの心を鷲づかみ!
恋人の裏切りに傷ついた主人公、ノラ・ジョーンズに、ブルーベリーパイをふるまって慰め(自分はホールのケーキを丸ごとつつきながら)身の上話に付き合う。とても好きなシーンです。
夜のシーンが多いのですが、とにかく美しい色調と、粒子があらいすこしざらついた映像が印象的です。
主人公が、旅の途中で出会う二人の女性(レイチェル・ワイズとナタリー・ポートマン)特に、歪んだファザコンを抱える女ギャンブラー、ナタリー・ポートマンが美しく魅力的。ラスベガスを目指し、女の子二人でオープンカーでR66を走るところなんてまさに(外国人が憧れる)アメリカのロードムービーです。

そろそろ上映館が少なくなってきたようです。興味がある方は、ぜひお早めに!だらだら長い映画では無いし、気楽に観てほっこりできると思いますよ。

   そして最後に、とても素敵なKiss



映画観る前にサントラを先に買っちゃうという、荒業(笑) 旦那がライ・クーダー好きなんで、そそのかしたら買ってました。
 欲しかったんで、ラッキィ♪

マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック

マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,カサンドラ・ウィルソン,ハロー・ストレンシャー,キャット・パワー,ノラ・ジョーンズ,オーティス・レディング,ルース・ブラウン,ライ・クーダー,メイヴィス・ステイプルズ,グスタヴォ・サンタオラージャ,続木力
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2008/02/14
  • メディア: CD





アフタースクール いよいよ公開 [映画]

 前々から、興味津々だった映画「アフタースクール」が、いよいよ公開になるのですが・・・地元の映画館では、上映しないのです。 これだから田舎はヤダよ。
 主演、大泉洋。佐々木蔵之介、堺雅人という大好きな俳優2人が脇をかためるとなれば、期待は高まる一方なのに。話題の内田けんじ監督が「面白いと思った人を選んだ」「いい人にも悪い人にも見える人を選んだ」このキャスト。絶対観たいのに!!
 興行がよければ、2週間限定とかで急に上映決定!ということもあるので、そうなって欲しいなぁと思ってます。

  公式サイトはこちら  http://www.after-school.jp/index.html

 大好物の堺さん
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 大好物の佐々木さん
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 ここのところ、大泉洋はTVに出ずっぱりですね。あの、人をくったようなすっとぼけた風貌。結構好きです。
 去年「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」が映画化、ドラマ化されましたが、大泉洋は単発のスペシャルドラマで「ボク」を演じていました。
 連ドラの方は、速水もこみちだったけれど、個人的には大泉のほうがハマリ役だったと思います。オカン役の田中裕子も、すごくよかったですよ。

 この映画の特集記事が載っています。なかなか濃い内容でしたよ。


Cut (カット) 2008年 05月号 [雑誌]

Cut (カット) 2008年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ロッキング・オン
  • 発売日: 2008/04/19
  • メディア: 雑誌



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