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しし座流星群 [日記]


今日は、なんだかおかしな天気でしたね。

ここ高田も22℃(!)まで気温が上がり、強風が吹き荒れ、台風のよう。

明日からは一転、グッと冷え込むそうです。

体調管理をしっかりしないと、冬本番の前に風邪ひいてしまいそうです^^;



しし座流星群極大日

11月17日、しし座流星群が極大(流星群が活動する期間中で最も多く流星が現れること)の日をむかえたので、深夜抜け出してきましたよ^^
例年冬場の天体ショーは、日本海側が悪天候、太平洋側が好天ということが多く、羨ましい悔しい思いをすることが多いのですが、今回は雲ひとつない好条件。
これは楽しみ・・

17日、上越地方の夜空は雲ひとつ無い星空。
この日極大を迎えるしし座流星群を観測するには、絶好の日となりました。
とはいえ、この日は下弦の月。東の空を思いのほか明るく照らしており、観測には不利な条件・・月を直視しないように星を観測しなくてはなりません。
しし座が東の空に上ってくる、深夜12時位から翌日18日早朝までがピークとのこと。

23時30分頃家を出発、まずは家から10分の金谷山(標高94m)で観測開始・・・
空は星が零れ落ちそうな位で、オリオン座と大熊座の北斗七星がことのほか大きく見え、直ぐ見つかりました。
まだしし座は見えないので、とにかく東の空付近をゆっくりと視線を移動させて目を慣らします。

・・・うーん、いい環境ではない。
デートスポットなのか、次々と車がやってくるし、若者が嬌声をあげて楽しそう(笑)
駐車場の街灯も、眼下の夜景も、すべて目に入ってしまって気になって・・

早々に移動しようと車をだしますが、どこへ行こうか・・・
海のそばの高台?ダムの駐車場?・・・一人だとちと怖い。
人が来なくて、街灯が無くて、少し高台で、安心できる場所。あまり遠くはちょっと・・・・
思いついたのが、実家の近く(笑)条件をすべて満たしているじゃないか!
深夜0時過ぎに、実家の直ぐそばでスタンバイ。
ちゃんと着込んできたのに、足元がクロックスだったのは痛恨のミス。足元からじんじん寒さが上がってきます。

ちょうど、獅子の頭が北斗七星の東方向斜め下あたりに来て、そろそろかな・・・
輻射点(ふくしゃてん  星が飛び出してくる起点のようみ見える一部分があるのです)が、獅子の頭あたりとのことで、その辺りに目を凝らします。
月がすごく邪魔です。明るくてきれいすぎて。

一つ目の火球が、すっと流れました。見当をつけていたよりもずっと天頂で。細い糸のようで、時間も短かった(1~2秒かな)ように思いました。今回は、「あっ!流れ星!」というほどはっきりは見えないようなので、かなり集中しないと・・
大体10分に一回位「あ、あれそうかな?」という感じで、10まで数えたのですが、すべて流星だったのかというと自信がないかも(笑)

夜も更け相当冷え込んできて、こめかみが痛くなってきます。(ニットキャップとか絶対必要!忘れたので寒かった)
そろそろ帰りましょうか。温かいお風呂に入って、眠りたい。
途中で買った、普段は絶対飲まない甘い缶コーヒーがものすごく美味しかったー^^

「星が雨のごとく」というような、華やかな天体ショーではありませんでしたが、とにかく良く晴れた冴え冴えとした星空は美しく、それを観ているだけでも大満足でした!



高校時代に地学部に在籍していて、流星などいわゆる「天体ショー」のときは、顧問の先生のお宅の屋上で観測をしました。
寝袋や毛布を持参し、見上げた夜空は忘れられない。
また、田舎の高校生にとって、夕食を食べてから出かけるなんて貴重な機会で(笑)それも心躍る体験だった気がします。

今回は、早寝のベアさんに声をかけたんですが、当然振られ(笑)
まあ、理想は一人で黙って観測なんですけどね^^
でも、あのきれいな星空は、ベアさんやいっちゃんにも見せたかったな・・・
また機会があったら、誘ってみましょうかね。



参考までに、しし座の位置
SAYZU2[1].gif


今回は写真に収めるのが難しかったようで、貴重な写真だそう
view1774620[1].jpg

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25日までは、観測できるそうです。

東の空を、ちょっと見上げてみてくださいね^^





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