音楽宅急便 [いっちゃんのこと]
先日、ちょっと素敵なコンサートに行ってきましたよ。
音楽宅急便「クロネコファミリーコンサート」宅配便でお馴染みのヤマトホールディングズ主催。
詳しくはこちら → http://www.yamato-hd.co.jp/csr/concert/index.html
演目、出演者詳細はこちら → ☆
このコンサート、毎年10ヶ所の会場で開催され、
オーケストラと、地元の小中学生が共演するのが恒例のようで、
上越では17年ぶりとなる今回、娘が通う小学校が出演校に選ばれました!
我が家のムスメは、合唱部所属。晴れ舞台です。
なんと、新日本フィルと共演、これは貴重な経験!
楽しみ、そしてドキドキ・・・
機材車ってテンション上がるよねぇ!
会場に入って驚きました。フルオーケストラのセッティング。
失礼ながら、無料招待なのだからもう少し簡素な編成かと思っていたので・・・
いよいよ気持ちが高まり、開演です!
新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮するのは、飯森 範親さん。
山形交響楽団の常任指揮者であり、音楽監督でもあります。
演目
1 剣の舞(インターネットでのリクエスト1位)
2 (オーケストラを指揮してみよう)ビゼー:歌劇「カルメン」前奏曲
3 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
4 宮川彬良編:「唱歌」春・夏・秋・冬
5 (音楽物語)デュカス:魔法使いの弟子
6 ラヴェル:ボレロ
オープニング・・「剣の舞かぁ・・」なんて思ってしまって、ありきたりだな・・と。
いやいや、失礼しました!最初の音を聴いた瞬間、ものすごく高揚しました。
このところずっと、クラシックはCDで聴くものになっていて・・
生で聴くオーケストラの音は、やはり迫力があって格別。
「カルメン」前奏曲の演奏後は、会場の希望者をステージに上げ、
フルオーケストラの指揮を体験するコーナーで、和んだ雰囲気に。
子供たちがしっかりしていて物怖じしないのには、驚きました。上手でした、指揮。
「運命の力」序曲は、歌劇と序曲の関係についての解説付きで、
なじみの無い曲が理解しやすく、初心者にはありがたかった^^
普段オーケストラの演奏に触れる機会が少ない客層にも、敷居は低く、
雰囲気はカジュアルながら、演奏は一流。
気負わずに楽しめる、いいイベントですよね。
休憩を挟んで、いよいよオーケストラと合唱団の共演。
ムスメたちの小学校を含む、小中4校、総勢120数名の合唱団が整列。
ムスメを探すのですが、見当たらない・・と焦っていたところ、なんと舞台袖から登場。
ものすごく強張った怒った顔でインタビューを受けていて、
途中で目があったら睨まれました^^;なるべく顔見ないようにした(笑)
(「あんな前にいると思わなくてビックリした、ものすごく緊張した」とのこと)
宮川彬良さんがコンサートのために編曲した唱歌の組曲は、懐かしい曲ばかり。
(♪春のうららの隅田川・・「花」とか、♪村の鎮守の神様の・・とか)
驚いたことにムスメはこれらの曲を殆ど知らず、家で言葉の意味を教えた事も。
短い時間で多くの曲を必死で覚え、練習して、一日中歌っていたっけ・・・
演奏は素晴らしく、子供たちの歌声は思った以上に感動的で、
不覚にも涙が溢れて止まらなくなりました。
合唱部、この夏は色んな事があったのです。思い出がいっぱい。
組曲の最後は「ふるさと」で、素敵な編曲が施されて感動のエンディングでした!
コンサートは、「魔法使いの弟子」(ディズニーでおなじみの^^)へと続き、
最後は「ボレロ」の演奏。
会場には小さなお子さんも多く、最初の繊細な演奏が邪魔されないか気がかりでしたが、
声をたてることもなく、会場が一体となって集中して聴いている感じで・・
すごくいい雰囲気に包まれていて、心地よかった。
演奏は各パート素晴らしく、特に木管よかったなぁ・・大満足でした!
コンサート自体が滅多に無い機会なのに、自分の子供がそこに参加できるなんて。
なんというタイミングでしょう、何に感謝していいのか・・でもとにかく感謝!です。
本当に楽しいひとときでした。