農作業始動です [お百姓しごと]
まずはご挨拶を。
4月12日(火)~14日(木)の東京、19日(火)~21日(木)の大阪ともに、有限会社エトスクラブ主催 合同展示会『PARTNER(パートナー)』には、多くの皆様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
無事に全日程を終了する事ができました。
また、おかげさまをもちまして、当店は本日4月22日(金)に創立21周年を迎えることが出来ました。
心から御礼申し上げます。
今後とも、変わらぬ倍旧のご愛顧、お付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、良く晴れて気温もあがった昨日、今年始めての農作業をしてきました。
子供の頃実家では、祖父母が専業で田畑を営農し、父が休みの日にそれを手伝っていました。
祖父が亡くなった約20年前からは、近所の専業農家に稲作を委託。
そのおかげで「自分の土地から取れた米を食べる」という恩恵にあずかっています。
祖母も亡くなった今は、仕事をリタイアした両親が、畑仕事をしています。
無理の無い範囲で、家族が食べる分+αの野菜を。
それをたまにワタシやオットが手伝っていました。
何度かブログで書きましたが、今年は事情が違います。
両親が本調子ではないこと。
震災による社会的不安や、食料不足が予測されること。
どうせ余っている農地だもの、できるだけ安心でおいしい野菜を食べたいよね!
これは、今年こそ自分がメインで頑張るときかな・・
「手伝い」ではなく。
(まぁ、本業もあるから大きな事もいえないですが^^;)
昨日の作業は、「土作り」下準備。(今年は雪解けがおそく、作業もゆっくりです)
父の運転する軽トラックで出発!
まず、コイン精米所で、普段食べるお米の精米
精米機から出てきたほんのりあったかい銀シャリ^^
不作といわれた去年のコシヒカリですが、粒の揃った良い出来だそうです。
30キロ×2袋精米して、トラックの荷台に・・・
田んぼの上を、燕が飛び交っていました^^(4日前位にはじめて見ましたよ)
この時期の土の匂い、大好き。
農協のカントリーエレベーターへ
各農家から秋に集められた米、その他の穀類を、一括して保管する巨大倉庫。
籾のついた状態の米は、流通の状態に応じてそのつど脱穀し、出荷されます。
これ、全部肥料です(これが、あと5ブロックある)
これを買いに来たんです。
脱穀してでた籾殻に、乳牛のふんなどをブレンドして発酵させた良質なたい肥。
ほとんど臭いもないですし、発酵で出た蒸気でほんのり暖かく・・・
「生きてる」感じがします^^
どんな大きさの袋に詰めても1袋100円という不思議なルール(笑)
父が、人間すっぽり入りそうなビニールを用意していて・・・^^;
(おい・・誰が持つんだよ^^;)
6袋みっちり詰めて、荷台に乗っけた、ふう・・・
(補助はしてくれたけど、消極的だった・・・とうさん・・・)
とりあえず、畑に転がす
後日、機械で耕す時に土に鋤き込みます。
固くしまった土が、ふんわりして栄養たっぷりになるのです。
畑の隅っこで、いちごの花が咲いていた
アスパラも出てきています^^
ちょっと疲れて帰ったら、おいしいお昼が待っていた
ビールもね(笑)
ワカサギの南蛮漬け、キンピラごぼう、小松菜と切干大根のおひたし・・・
シジミの味噌汁と、きのこの炊き込みご飯・・・
ああ、幸せ^^
午後は、ジャガイモの種芋を準備。
芋を2つに切って、切り口に灰を着けて消毒します。
畑の一角を鍬で耕し、種芋を「伏せる」作業。(ごく浅く埋めます)
しっかり発芽したら掘り返し、しっかりと植え替えます。
今年は「北あかり」(黄色くて甘い!)と、「メークイン」を作付け。
男爵は、父の独断で却下・・・(男爵はマストだろう?今度こっそり植えようww)
庭の隅では「侘助」(一重の白椿)の蕾がふくらんでいました
始めたばかりですが、することが多いのに驚きました。
口はたっぷり出すw先生にしっかり習って、収穫目指してがんばりますよ!
そのうち、父も回復してくるしね(笑)